投稿日:2011/05/01(Sun)
Q :当方は来シーズンの冬より、薪ストーブを使用する者です。
しかしながら薪の入手が困難なので、
貴社が伐採して処分する不用な広葉樹等がありましたら譲って頂けたらと連絡させていただきました。
もしございましたら当方独自でその場所まで取りに行きたいと思っています。誠に勝手ながらのメールで失礼いたします。
A:以前お庭をやらせて戴いたお客様がやはり薪ストーブをお使いで、
今年置ききれないほどの量の薪材を提供いたしました。
一応その方が先客なので薪材が発生したときはまずそちらに声を掛けますが、間に合っているということであればあなたにお知らせいたします。
別途メールを差し上げますので引き取り方法などをご相談しましょう。
薪ストーブは暖かさが全然違うそうですね。
投稿日:2009/06/23(Tue)
Q: 庭に敷いてあるこもの砂利(伊勢砂利っていうんですか?)
ですが、あまり歩かないところなのに沢山割れていました。
なぜでしょう。風化してくると自然と割れるんですか?入居後約3年です。
A: 確かに年月が経つと風化して割れてきます。凍結を繰り返すとなおさら風化は早いです。
それに最近の伊勢砂利(我々は伊勢ビリと言いますが)は質が落ちて
袋に入っている段階から粉々の部分が多いように感じています。
色も昔はもっとさび色が強かったように思いますが
最近のは少し褪せていてぼやけた色や違う色(ピンクや黒など)の混ざりが多いようにも感じます。
投稿日:2008/06/06(Fri)
Q:38 家を購入したばかりでこれから庭をする予定です。
タイルを敷こうと思いホームセンターへ行ったのですがローマ平板と呼ばれる石のタイルにするかラバータイルにするか悩んでます。
一般的には石のタイルだと思いますが、小さい子供がいるのでラバータイルも捨てきれないのだけど一般家屋の屋外の庭でラバータイルはあまり見かけないので少々不安です。
日差しや雨による耐久性なども含めてどちらがお勧めですか?
A:ゴムチップをウレタン樹脂で練って敷く舗装はやったことがありますが、ラバータイルを庭で使ったことはありません。ラバータイルにも色々あるのでしょうが、洗剤や剥離剤との相性が悪いと色落ちしたりするようですから、汚れたときのメンテナンスを考えると焼き物のタイルの方が良いと思います。耐候性なども比較にならないでしょう。
小さい子供が小さいのはほんの一時のことです。転んでケガすることを恐れるよりも痛い思いをして転ばないように遊ぶことを学ばせるべきだと私は思います。一時のことにとらわれず、外に使う物は丈夫でゴシゴシ洗える物に限ります。
タイル敷きはご自分でなさるのでしょうか?よっぽど器用でない限りは専門家に任すべきと思いますよ。どんなタイルでも下地は平滑で強固なコンクリートが必要です。(ラバータイルにするとしてもです。)土の上に簡単に並べた素人貼りのデコボコ庭こそ危険で不快害虫の温床です。
投稿日:2008/05/26(Mon)
Q:37 庭に砂利を敷き詰めようと思っています。
その際、マスの笠上げ10箇所ほどをしたほうがいいか迷ってます。
また素人でも簡単に出来ますか?
あと、芝生と花壇の間をガーデンブロックで仕切りたいと思っていて長さは10メートルほどですがちゃんとモルタルで固定すべきか土を深く掘り埋め込んだ後土を戻して固く固めておく程度でいいか迷っています。
A:砂利の下の地面のレベルがマスに対してどういう高さかが問題です。
マスは表面の水を逃がすためにも有効ですから(注:地域によって雨水を流して良いものといけないものがあります)砂利の仕上がりにマスの高さを合わせてしまうと見た目は良くても水がマスの周りで停滞することになります。排水を考慮するならマスの高さは下地に合わせるべきです。マスブタの上に一回り大きめの防草シートを敷いてから砂利を敷くと良いでしょう。(全体的に防草シートを敷いてから砂利を乗せた方が除草の手間も省けるし砂利が長い間に沈んでしまうのも防げます。その場合はマスの部分は切り欠いておいてメンテナンス出来るようにしておきましょう。)
芝生と花壇の仕切りですが、相互に段差があるのならモルタルで固定した方が良いでしょうし、段差がないなら「土極め(つちぎめ)」で良いでしょう。前者の場合はブロックの高さが19センチとして13センチくらいまでの高低差は作れるでしょう。後者の場合は半分以上埋めれば芝の侵入はある程度防げます。
投稿日:2007/11/04(Sun)
Q:36 おがくずの利用法について教えていただきたいのです。
新居に薪ストーブを設置しました。薪を作る際に、おがくずがたくさんでるのですが、このおがくずを庭に撒き、泥はね防止や保温に役立てたいと考えているのですが、この方法で虫がついたりとか何か問題があるでしょうか?
また、その他の活用法についても教えていただければ幸いです。
A:生のおがくずをそのままマルチング材として使うのは好ましくありません。物質は腐るときに酸素を消費するわけですから根の上に腐りきっていないものを敷けば木が欲する酸素を横取りすることになってしまいます。(生ゴミを根元に埋めたりするのも同じ理由でBad)
泥はねや保温に効果があることは認めますが、暖かい所はムシや病気も好むわけですから、害虫や病気や悪玉菌の冬越しの場を提供していることになります。「益あって害無し」というわけにはいきません。むしろ夏場に地面の乾燥を防ぐ用途を重視した方が良いかもしれません。
十分に発酵させて堆肥にすれば使えますが手間が掛かります。同じ手間を掛けるなら「炭にする」のが私は一番良い方法ではないかと思います。炭の利用法については語るまでもありませんが、庭だけでなく家の中でも有効に利用できるはずです。
なんにせよ八方が丸く収まるという話ではないので、自分の価値観に従って判断してみてください。
投稿日:2007/09/10(Mon)
Q:35 私は札幌在住の日曜DIYerです。
ウッドフェンスの施工について質問させてください。
7月に自宅に90角の角柱を200・200・450のフェンスベースと呼ばれるコンクリート製の束石(中が空洞のモノ)に差し込み 柱に1×4の板を高さ1m・1スパン1,5mで全長6mのフェンスを作成しましたが、その際角柱とフェンスベースの隙間をモルタルで 固定したのですが、2週間程でフェンスベースに亀裂が入り割れてしまいました。木材が水分を含んで膨張したせいでしょうか?
それともモルタルがいけなかったのでしょうか?施工したその週は気温も高かったです。
御社ではこの様な施工の場合は柱はどのように固定するのでしょうか?
費用の関係もあるので出来れば鉄製のアンカーなどは使用したくはないのですが・・・どうか知恵をお貸し下さい。
A:木の柱をモルタルで直接固定するような施工はプロはしません。おっしゃるように木が膨張してコンクリートを痛めることもありますし、逆に木が痩せれば隙間が空いて蟻が巣くったりします。気が腐ったときも交換が大変です。
通常ウッドフェンスにはモルタルに埋め込むためのアンカー付きの柱受けが用意されています。H型をした金具に柱を挟んで金属部分をコンクリートで固定したり、柱の芯に穴を空けてアルミやステンのパイプを差し込むタイプなどもあります。いずれも木とコンクリートが直接触れることはなく、柱はコンクリートの天端より浮いた形で固定されますので腐りにくいのです。
例えば当リンク集の「タカショー」などに入っていただき、Webカタログをご覧になればわかると思います。(P425にそういう部材が載っていました)
「費用の関係で鉄製のアンカーなどは使いたくない」との事ですが、今払うお金を惜しむのか、将来的に掛かっていく維持費をトータルで考えて、どちらが安いか判断した方が良いのでは?
投稿日:2007/08/23(Thu)
Q:34 新築の外構工事を庭屋さんに頼んでいますが、忙しいようで中々スケジュールが空かないようです(予算が少ないのも原因か…)。
そこで、費用削減を兼ねて自分で花壇のレンガ積みをしようかと考えています。
質問ですが、余ったモルタルや、道具を洗った水はどのように処理すればよいのでしょうか?雨水枡等に流すと詰まると聞いたのですが、、、
A:「モルタル水凝集剤」を使って処理するのが一番正しい処理法でしょう。日本化学産業(株)から「モルブロック」という商品名で市販されています。同じものを住友林業でも扱っています。要は水と砂・セメントを分離させて水をクエン酸で中和させてから捨てるということです。
少量なら植栽などがない通路や駐車場などの地面に穴を掘って洗い水を捨てるのは構わないと思います。地下水に達するまでにはアルカリ分は弱まるでしょう。雨水枡や側溝などに直に流すのは良くありません。詰まるだけでなく環境を悪化させます。
投稿日:2007/05/13(Sun)
Q:33 ボランティアで造園関係の仕事に携わり、草木、特に樹木・植林の勉強が出来ないものかと日ごろ考えていました。
御社のホームページに出会い 近いこともあり、出来るならばボランテアで御社への労働参加が可能かどうかご検討願え無いでしょうか。
樹木に興味がありますが、全くの素人ですので、御社の信頼やお仕事のじゃまになるのではとの心配はありますが。
A:会社というところは無償で働くところではありません。ですからあなたが来る所ではありません。
(しゃ、社長ぉおおーっ!! そんなにバッサリと・・・無骨ですみませ~ん(汗)。。。担当Q)
下永谷にお住まいなら近くに「舞岡公園」があります。ここでは里山の自然を守るためにたくさんのボランティアが活動されています。一度そちらに参加されてみてはいかがですか?
投稿日:2007/04/30(Mon)
Q:32 築年数18年たちだんだん庭+アプローチの部分に雑草が根強く生えてていまして毎年駆除に困っています。
最近かどうかわかりませんが「やさし砂鎌いらず」という固まる砂が話題になっているそうですが、こういう商品は広告どおりの効果はあるのでしょうか?
また、御社ではこういう商品や雑草駆除の対応はされているのでしょうか?できるだけ安くシンプルに駆除できる方法ってありますか?
A:その商品については存じ上げません。弊社でよく使っているのはエコクリーンソイルという真砂土(マサド)舗装材です。(※2017年現在では株メイクのウィーガードという製品を最も多く利用しています)敷き均して水を掛けるだけで固まり、ぬからず草も生えないのでお客様にも喜んでいただいています。値段は安いとは思いませんが、シンプルではあります。当サイトでも造園工事施工例などに頻繁に登場していますのでご参照ください。
投稿日:2007/04/11(Wed)
Q:31 苔の除去について教えてください。
実家の庭の芝生の上に苔が生えています。最近になって、苔が大変広がってしまいました。金属の熊手などでかきむしるのですが、すぐに元通りになってしまいます。土もだいぶ減ってしまいました。除去する方法はありますか?教えてください。
苔のひどい場所は、樹木の陰になり比較的低いところです。
芝の種類は高麗芝ではないと聞いています。
A:コケの種類がわかりませんが、いずれにしてもその土壌は「芝も生きられるけどコケにも向いている」ということです。
芝を貼る際には”水はけ”を第一に考えて土壌改良をしなければなりません。既存の土の上に黒土をパラッと撒いて芝を並べ、黒土で目土を掛けた程度の施工では良い芝は育ちません。排水性が悪く湿気が多ければ当然コケが生えやすくなります。表面だけはぎ取っても根本的な解決にはなりません。
結論から言えばコケを無くす方法は「芝を剥がして土壌改良をやり直してもう一度貼り直す」です。ただし、樹木の下は葉からしずくが落ちるのでこういう部分の芝はどううまく貼ってもやがて衰退してしまいます。芝の上を遮るものが無い状態にしてください。軒下などもうまく育ちません。
ゼニゴケ類はお酢を塗るだとか熱湯を掛けるとかゼニゴケ用の薬を撒くとかで退治なさる方もいるようですが真意のほどはわかりません。