投稿日:2007/09/10(Mon)
Q:35 私は札幌在住の日曜DIYerです。
ウッドフェンスの施工について質問させてください。
7月に自宅に90角の角柱を200・200・450のフェンスベースと呼ばれるコンクリート製の束石(中が空洞のモノ)に差し込み 柱に1×4の板を高さ1m・1スパン1,5mで全長6mのフェンスを作成しましたが、その際角柱とフェンスベースの隙間をモルタルで 固定したのですが、2週間程でフェンスベースに亀裂が入り割れてしまいました。木材が水分を含んで膨張したせいでしょうか?
それともモルタルがいけなかったのでしょうか?施工したその週は気温も高かったです。
御社ではこの様な施工の場合は柱はどのように固定するのでしょうか?
費用の関係もあるので出来れば鉄製のアンカーなどは使用したくはないのですが・・・どうか知恵をお貸し下さい。
A:木の柱をモルタルで直接固定するような施工はプロはしません。おっしゃるように木が膨張してコンクリートを痛めることもありますし、逆に木が痩せれば隙間が空いて蟻が巣くったりします。気が腐ったときも交換が大変です。
通常ウッドフェンスにはモルタルに埋め込むためのアンカー付きの柱受けが用意されています。H型をした金具に柱を挟んで金属部分をコンクリートで固定したり、柱の芯に穴を空けてアルミやステンのパイプを差し込むタイプなどもあります。いずれも木とコンクリートが直接触れることはなく、柱はコンクリートの天端より浮いた形で固定されますので腐りにくいのです。
例えば当リンク集の「タカショー」などに入っていただき、Webカタログをご覧になればわかると思います。(P425にそういう部材が載っていました)
「費用の関係で鉄製のアンカーなどは使いたくない」との事ですが、今払うお金を惜しむのか、将来的に掛かっていく維持費をトータルで考えて、どちらが安いか判断した方が良いのでは?