これから益々雑草が生えて大変ですよね。
そこで先日行なった真砂土舗装工事についてご紹介します。
雑草対策にも色々ありますが、除草剤は使いたくない、
防草シートの上に砂利を敷くのは 安価だけどモチが悪く砂利の中の掃除も大変。
となると
お薦めなのは「真砂土舗装」です。
今年の1月に下見したときは上の写真のような状態でしたが、
5月にはもう相当草が生えてきていました。
ここのお宅では雑草対策はもちろんなのですが、庭の地盤が玄関側に比べて低く、
雨水がたっぷり溜まってしまうのを何とかして欲しいという課題です。
庭には今後木を植える予定は無いというのを確認した上で、
地盤レベルを上げるために大量の砕石を投入。
砕石層は排水処理にも絶大な効果があります。
排水処理効果をさらに上げるため、壺穴を掘って
砕石を充填しました。
最大で15センチほど地盤の嵩上げをしました。
砕石を均して転圧し
真砂土をコテで均します。
ここでも水たまりが出来ないよう平滑に均して
水を撒いて固まらせます。
この現場では建物周り玄関前を除いてグルリと施工します。
東側は非常に狭くて大変でした。
この狭い通路を向こう側から撮った写真がこちら。
打設2日後にた~っぷり灌水した直後の様子です。
大雨が降っている時の状況に近いと思います。
雨水が建物側に溜まらないよう外側に若干の勾配をつけています。
灌水後2分。ジワッと水が浸みていきます。
5分も経てばすっかり水は捌けてしまいます。
(ただし砕石下地が無い場合や元々の地盤の水はけが悪い場合は
排水効果が期待できない場合があります。)