全国都市緑化よこはまフェア出展の準備

2017年3月25日(土)から6月4日(日)まで72日間にわたって横浜で開催される「全国都市緑化よこはまフェア」。

会場のひとつ「運河パーク」エリアに小庭園を出展することになった。テーマは「アーバンライフ・ガーデン」だって。およそ都会的では無い私のセンスでどこまでテーマに近づけることが出来るか、、、。

昨年の9月にデザインは提出したものの

アーバンライフガーデン提出プラン160907 -正面パース

具体的にどうやって作ろうか?

時間はたっぷりあったはずなのに、施工が始まる2月14日を目前に控えて気持ちは焦る。とりあえず試作だけでもやってみないと と置き場の一角に作り始めたが仕事の合間を縫っての作業はなかなか進まない。

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2月5日現在でまだこの状況。果たして間に合うんだろうか、、、?

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造形の他にも問題は多い。

現地では電源が無いため、ポンプや照明を使うにはまず電気を起こさねばならない。太陽光パネルと風力発電システムを駆使して電源を確保する計画だが、こんなことやったことが無いので試行錯誤の連続。

太陽光パネルコントローラー

 

太陽光パネルからコントローラーを経由してバッテリーに蓄電し、インバーターを介して100V電源を取り出してみる。

テストは成功したが毎日の電力を確保出来るのか不安。風力発電機で夜間と太陽が出ない日の電気を補う計画だが、、、。

1月24日に現地の試掘を行った。この場所に来週には作品を4日間で作り上げなくてはならない。
1月24日現地試掘

(2017/02/06 木下)

2017/2/14~2/17:現地施工。(別ページ)

3/4~3/7:置き場にて準備及び試作。

プーリと呼ばれる歯車にイモネジを入れる作業。

左上が完成品。
①2.5ミリの下穴を開けてタップを立てる。
②3ミリのイモネジを挿入する。
③ブラケットリングを取り付けてポンチでかしめる。

④モーター(右)とシャフト(左)にプーリを取り付けて
タイミングベルトでつないで動作確認。

モーターはDC12Vのギアードモーターを使用。
電源は右端にあるバッテリー。
バッテリーに電気を供給するのは風力発電機。

スパイラル型の風車形状が変わっている。
緩やかな風でも始動し100Wの発電をする。
明日はこれを現地に設置する。

一方、菅野は緑化パネルの制作を雨の中頑張っている。

これも明日現地に設置する。

明日、明後日の2日間で展示を完成させなければならない。(2017/03/07 木下)