Q025:サザンカのボロボロになった支柱は撤去しても良いのか?

投稿日:2006/07/13(Thu)

Q:25   サザンカの生垣があるのですが、それの支柱?(竹で出来た、縦・横に組んであるもの)があるのですが、サザンカを植えてからだいぶ経ち、ボロボロになってしまいました。
この場合、新たに作り直すのですか?それとも撤去して良いのでしょうか?
 因みにサザンカは短く剪定したので、1mちょっと位です。

A:もともと「真の生垣」とは四つ目状に組んだ竹垣に挟むようにして作られたものですが最近ではだいぶ簡略化して、丸太柱に1~2段竹の胴縁を渡してそれに結束する形になっています。苗木が小さくて葉張りが足りない場合には木と木の間に竹の立て子を挟んだりします。

高さ1M程度で年数も経っているのでしたら支柱としての意味はほとんどありません。枝葉が密で壁状に連なっているのでしたら、あえて四つ目をやり直す必要は無いと思います。
所々枝枯れして穴が空いていたり、下枝が無くなって透けているのでしたら、それを補う意味では必要かもしれません。

個人的な意見としては、機能性はないけど風情としてはあった方が良いと思います。いわば贅沢品ですからそれ以上は何とも言えませんが。

丸太が腐ってくるとシロアリ発生の原因になったりしますので、いずれにしてもそのまま放置するのは良くないですね。とりあえず取り払ってみて、淋しいようならお考えになってはいかがでしょう?