Q015:ケヤキの葉に5ミリくらいのコブが付く

Q:ケヤキの葉に5ミリくらいのコブが付きます。昨年は少なかったのですが、一昨年は沢山付いてました。
このコブは何でしょうか?病気それとも種、もし病気でしたら対策方法を教えてください。 

 A:ケヤキハフクロフシ(ケヤキフシアブラムシ)と言い黄色の小さなアブラムシで、6月頃コブ(虫えい)から脱出して、夏季はタケやササの根に寄生し繁殖して、秋にはケヤキに戻り越冬します。
防除法は冬季にマシン油乳剤10~16倍液又は石灰硫黄合剤10倍液を散布。
新葉の展開期にスミチオン乳剤、オルトラン乳剤又はスプラサイド乳剤1000倍液を散布。 スミチオンよりもオルトランの方が効果的です。なぜなら「浸透移行性」の薬剤だから袋の中の虫にも効くのです。スミチオンは直接虫に掛からないと効きません。(能書き内消毒についてを参照のこと)