Q000:移植したジューンベリーの葉が黄変した

投稿日:2012/09/22(Sat)
Q:一週間前に庭のジューンベリーを自分で移植しました。
移植時に2本株立を1本にしましたが、葉を落とす様な処置はしませんでした。
3日後くらいから葉が黄変し始め、全体が黄色くなったので遅れ馳せながら本日、葉を落としました。
これから更にやれる処置はあるでしょうか?

 

A:木が自分から葉っぱを落とすようならたぶん活着します。
移植を失敗して枯れるときは、葉がしおれて付いたままの状態から枯れるものです。

葉が自然に落ちるということは秋の落葉と同じで、次の芽を準備して先代の葉を落としているということですからまず大丈夫と思ってください。

移植するときは切った根っこの分と釣り合うだけの枝葉を剪定しなさい と教本には書いてあることが多いですが、どの位落とせばいいかなんて素人には(というか人間には)分かりっこありません。やみくもに剪定せず植え替えた直後の植物の様子をよく見て、しおれてきた葉っぱがあったらむしってやってください。(ただし葉柄の元にある小さな芽を欠かないように。)自力で落とし始めている葉をわざわざ人間がむしり取る必要はありません。
木は自分で考えて、必要なら残すし不要なら落とすでしょう。

これからの処置としては、、、
根付くまでは肥料は与えない方が良いです。
あと、画像を見ると支柱が心許ないので改善できればしてください。移植でも新規植え付けでも一番大事なのは「支柱」です。どんなに元気な木でも風で木が揺れてせっかく伸び始めた根っこが切られてしまえばなかなか成長出来ません。